- 1.薄型化
(従来比 厚さ△33%薄型) - 2.高強度
(従来比 強度+17%アップ) - 3.低コスト
(従来比 材料・加工費を1/3に低減)
東芝ホームテクノ株式会社(本社:新潟県加茂市)の「世界最薄 超薄型ベイパーチャンバーの商品化」が、令和3年度県知事表彰において、「技術賞」を受賞しました。
受賞製品の概要
近年、電子機器の高機能化に伴い、各デバイスの発熱量が増加、この熱を効率的に分散・放熱し、冷却する必要性が高まっています。
特に5G方式のスマートフォンを筆頭とする高機能モバイル製品では、高性能ICの採用や薄型・軽量化の追求などとともに、放熱部品の実装空間が限られていることが課題となっています。
そこで僅かな実装空間に搭載するため、様々な技術課題の解決に取り組み、世界最薄注1のベイパーチャンバーの商品化に成功しました。
- 注12021年12月現在 当社調べ
受賞製品の特徴
従来は外郭材料に銅合金を採用しておりましたが、剛性の高さを持つステンレス鋼に変更し、超薄型化を実現するとともに、高強度且つ冷却性能を同等以上確保したベイパーチャンバーとなっております。